地層見学6年生
2018年12月4日 12時57分4日(火)、理科の学習で6年生が地層を見学に行きました。場所は、三瓶町の須崎海岸です。ここは、2013年に認定された日本ジオパークのジオポイントの一つになります。4億年前の縦縞の大規模な地層は、日本でもここでしか見られない貴重な地層です。
曇り空で雨が心配される中、地層の見える海岸まで長い階段を下りて、先端部へと向かいました。途中途中で見える断層やしゅう曲の地層は、長い年月を経て地層がつくられたことを感じさせます。ジオポイントに近づくにつれ、マンモス岩とよばれるドーンとそびえ立つ地層が迫ってきて、子どもたちからも「おーっ!すごい!」と感嘆の声が聞かれました。
もとは、水平だった地層が地殻変動で現在のような垂直な岩盤となった様子は、実に見応えがありました。縦じまの岩石は、火山灰が固まった凝灰岩で、その中に含まれる石灰岩からは、4億年ほど前の原始的なサンゴ化石も見つかっており、その化石からここの地層は、オーストラリア大陸の方から移動してきたと考えられます。
子どもたちは、「実際に地層を見ることができた。断層もたくさん見つけることができた。」と教室では得られない貴重な体験をすることができた。